数ある英語学習本…一体どれがいいの？受験対策、TOEIC対策、英会話など

英語の学習本や参考書って山のようにたくさんありますね。

書店やネットで選ぶときも、多すぎて一体どれを買ったらいいかわからなくて……。

という方も多いと思います。

今回は、学年や社会人の方、英会話など学習別におすすめをピックアップしてご紹介します。

中学生用の英語学習本

おすすめ英語参考書:「ターゲット1900」

英語の基本であるよく使う単語を100単語ごとに区切り、セクション単位でリズム良く学習できるようになっています。

さらに、見出し語や見出し語の意味が聞ける無料音声ダウンロードがついているため、音声に触れながら単語を効率良く覚えていけるようになっています。

全体が１９のセクションになっていて、1セクションに１００語集められています。

最後の１９セクションだけ例文ではなく、フレーズになっています。難易度を考慮しているようです。音声はダウンロードできます。男性と女性の吹込み者で、どちらも聞きやすい声です。

また、レベル的にはセンター試験から国公立二次試験・難関私大レベルまでカバーしているため、１冊で大学受験を戦い抜くことが出来ます。

ターゲット1900の良いところ

一番の利点はアプリと連動することで発音を確認できる

本自体がにコンパクトサイズなので、カバンなどにいれても重くならず通学時間、通勤時間に学習できます。

単語ごとにそれぞれ例文がついているので、単語の意味だけでなく実際の使い方を理解しながら覚えることができる

一語一義でサクサク進む

ターゲット1900の悪いところ

センター試験レベルに達していない人や、レベルの高い難関国公立を目指す人にはもの足りない内容

機械的な暗記になり、使い手を選ぶ

高校生用の英語学習本

大学受験を目指すのであれば、英語は絶対に必要になる教科。

大学受験英語は国語や数学などの他の教科に比べてやればやった分、結果がついてくる教科です。

だからこそ、しっかりとしたやり方で英語の学力を上げていくことが求められます。

そして、英語に関しては、独学で十分に成績を伸ばすことができます。

おすすめ英語参考書:「DUO 3.0 (日本語) 単行本

最も効率よく英語を習得できます。

レイアウト、見出し語番号よし、各セクションごとの例文もストーリーが繋がっていて、ついついページが進みます。

しかも、復習用CDでは560例文を1時間で復習可能で、その効率性には驚きの教材です。

一般的に大学受験で6,000語、英検準一級では8,000語と言われているので、大学受験までならDUOを辞書代わりに使うことも可能です。

DUO 3.0の 良いところ

それぞれの単語の類義語や反義語も書いてあるので、語彙力を高められる。

DUOだけで9,000語をカバーしている

実際にTOEICのスコアがかなり上がった実績の人がたくさんいる（ただし、しっかり勉強してください）

DUO 3.0 の悪いところ

単語帳は例文に対する文法の説明が一切ないので、高校文法を修得してない人は注意した方が良い

5割から6割はターゲット1900と同じ単語

社会人の英語学習本

おすすめ英語参考書:「英語は３語で伝わります」

1冊の教本で英語の達人にはなれないでしょう。ただ、ほぼすべての日本人が学校で英語を学んだ結果、ほとんどの人が試験のためだけの使えない英語という現実。

受験英語なんてできても、実戦ではとんと役に立ちませんよホントに。

やりとりが面倒臭くなるだけ。

この本のように英語の敷居を下げてくれる教本は価値のある参考書です。

この本は、1.2.3章で3語で伝えることをマスターし、3語の文の質を4章以降で上げる構成です。

この本は英語をこれから勉強する中学生から、留学を経験した私のような大人まで、誰が読んでも確実に効果が得られる本だと思います。

「英語は３語で伝わります」の良いところ

ビジネスで海外にメールを打つ必要のある人や、海外旅行で現地の人とスムーズにコミュニケーションしたい人に仕えるフレーズ

ごちゃごちゃと文法知識で頭でっかちになっている人の受験英語脳をリセットするような内容

自分の言いたいことを簡単な単語で組み合わせて伝えられるようになる

「英語は３語で伝わります」の悪いところ

受験英語や文学作品の英語を目的とする人・それを欲している人以外にはあまり効果がありません。

初心者にこれを読ませると混乱するので、最低限の英語力は必要。

英会話の学習本

・話そうとしても単語が出ない
・言葉を出すのが遅い
・思い伝えられない
・会話になると全く口から出ない

英会話となると、苦手意識が芽生える方も多いと思います。

後で落ち着いて考えれば『こう言えば良かった』と文章が出てくるのですが、いざ会話になると全然言葉が出なくなるといった現象に悩む方が最も多いようです。

聞き流し教材の宣伝文句「CDを聞くだけで英語が話せるようになる」というやつ。

英語教材を聞き流したところで言葉の意味を理解していなければ、英語はただの雑音です。

普段から筋トレをしていないのに、プロテインだけ飲んでも何も変わらないのと同じです。

おすすめ英語参考書:「難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください！」

英語を本当に話せるようになるにはどうすれば良いかが凝縮された本です。

大学受験やTOEICの勉強をしても英語が話せるようになる訳ではなく、日本型の英語学習法に違和感を感じている人は多いはず。その違和感がこの本を読んで解消されます。

日本語だって言い方はひとつじゃない。
要は相手に伝わるかが最重要なんです。
英語を話せるようになるためのシンプルな考え方が学べます。

未来形、過去形、否定形、疑問文のまずは『よく使う調理器具』を使えるようになり、慣れてきたら関係代名詞や仮定法などのいろんな調理器具を揃えていくべし！と言ってくださっているので『話すため』のハードルを下げてくれる1冊です。

これを最初に読んでおくのとそうでないのとでは、英会話の上達スピードが全く違うと思います。

いろんな参考書で英語力をアップするおすすめの方法

今回ご紹介した書籍の他にも、素晴らしい本はたくさんあります。
ほかにも英語力をアップしたい方におすすめの方法があります。

Amazonの電子書籍サービスである「Kindle（キンドル）」はご存知でしょうか？

電子書籍というのはお手持ちのスマホ、タブレット、パソコンでいつでも読むことができる、デジタル本のこと。

10代、20代では9割弱が電子書籍を使っています。

Amazonが提供する「Kindle Unlimited」は月に本1冊程度の980円で読み放題サービスが受けられます。なので1冊以上読めば、元がとれます。

しかも最初の30日間は無料でお試しできるので、とりあえず無料期間だけ使って気になる書籍をダウンロードして退会するという裏技もできます。（ダウンロードした本は退会後も読めます）

無料の30日間でなんと100冊以上読んだ方もいるそうです。

Kindleの良いところ

・ワンタップで単語の意味が分かる辞書機能。
・Word Wise機能が難しい単語を解説してくれる。
・4万冊以上の洋書が無料で読める。
・気になる参考書をどんどんダウンロードできる。

Kindleの悪いところ

・端末のバッテリーがなくなると読めない
・選ぶ本の種類が多すぎるので、どれも中途半端になることがある。
・電話やメールの通知がくると集中できない。
・月に980円料金がかかる。

Kindleの使い方はかんたん！

①Amazonアカウントを作成

②Kindle(キンドル）無料アプリをインストール

③好きな本をダウンロード

Kindle Unlimitedをはこちらをクリック

amazonプライム会員なら、月に1冊無料でもらえます。

しかもこのように0円の本もたくさんありますので、無料の本をたくさん読むことができます。

もちろん、英語以外の小説や実用書、コミックや、ベストセラーの話題作など、60万冊以上のタイトルから好きなものを選ぶことができます。
実用書などは1冊で数千円することもありますから、それを無料で読むことができるのはかなり嬉しいですよね！
毎月1冊ずつ利用すれば、1年で1万円以上得することも難しくありません。

気になる方は、とりあえず無料期間の30日間だけでも試してみてはいかがですか？

Kindle Unlimitedをはこちらをクリック